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農業が次の世代もまたその次の世代にも続いてけるように ・・・
てらがき農園では、100%自然のお力をいただく、農薬も肥料もまったく使わない農法、100%自然農法に挑戦しています。(2006年より)
みなべの山でも、春になれば野の花が咲き、蕨やぜんまい、ふきのうとうが毎年変わらず私たちの食卓を楽しませてくれます。秋になれば栗の実がなり、柿の実がなる・・・それらは、だれかが肥料をあげているわけでもなく、消毒をしているわけでもないのに、毎年立派な実をつけます。草も花も木も自分の力で生きています。
てらがき農園では、2006年まで、できるだけ皆さんの体に優しい梅づくりをと考え、低農薬・有機肥料で梅を育てていました。しかし、農業を勉強するにつれて、有機肥料で育てた実が、一番腐りやすいという文献に出会いました。そして、勉強するにつれ、無農薬・自然栽培での栽培が自然にとっても皆さんの体にとっても一番いいという事がわかりました。(奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
より)
その事を知ってから、できるかどうか・・という事よりも、「とにかくやってみよう、これがめざすべき農業の形、やりたい」と想い、全部の畑を無農薬・自然栽培農法に切り替えました。
無農薬・自然栽培で、梅の木本来持っている力でたくましく実をつけられるようにお手伝いさせていただく事、それが生命力100%栽培、てらがき農園の梅づくりです。
てらがき農園では、農薬を一切使用せず、酢など人々が口にしても問題のない自然のものを用い、消毒を行うことを約束します。 生命力100%自然農法では、肥料をあげず生態系がもたらす栄養素で梅の木が持つ本来の生きる力で成長するのを見守ります。 てらがき農園では、収穫量をあげるための農業ではなく、自然の力をお借りし、自然の中で実をつける農業を行います。 てらがき農園では、梅の樹が自分の力で実をつけられるように、まるで子供を育てるように、声をかけながら、成長を精一杯お手伝いを行います。 梅も私たちの家族です。家族が楽しく、笑顔でいると、梅も楽しくいい実をつけてくれます。いつも楽しく笑顔で家族(梅達)と接します。 こうして毎日美味しいものをいただけるのも、農業をさせていただけるのも、皆さんや自然からのありがたい頂きものです。すべての事に感謝の気持ちで接します。 自然にとって皆さんにとって「よい」と思った事にいつも正直な姿勢で取り組み、私たちが本当に「よい」と感じるものをいつもお届けします。 「人間」にとって都合のいい農業(農薬をまいて肥料をあげて綺麗なものをたくさん収穫する)は、自然にとってはいいものではなく逆に自然を壊しているように感じます。そんな農業がこの先ずっと続けていけるかというと疑問です。自然とともに、自然の恵みからいただく農業ならこの先ずっと続けていけると思っています。次の世代、また次の世代にも続けられる農業を常に考えて実行していきます。
おおきに。- 農園長 寺垣 信男
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